一生をお守りくださる守本尊様について

私たちの一生をお守りくださる守本尊様について、簡単に記しています。
守本尊様には、一生変わらずにお守りくださる「一代守本尊様」と、毎年、年齢によってお守りくださる一年限りの「厄除け守本尊様」があります。
一代守本尊様は、生まれた年の干支がどのご本尊様の年に当たっているかによって決まります。
厄除け守本尊様は、年回りの九星により、自分の生まれ持った星がどのご本尊様がおられる場所に巡っているかで決まります。
だから、厄除けのご本尊様は、前厄なら勢至菩薩様、本厄なら千手観音菩薩様、後厄なら大日如来様、八方塞がりなら地蔵菩薩様などと、それぞれ違 うのです。
すべての守本尊様の法を結ぶ当山では、皆さんのお求めに応じて、それぞれの守本尊様の法を結び、皆さんの無事安全と厄除け開運を祈っています。

千手観音菩薩様 センジュカンノンボサツサマ

「千」は、無量円満といい、無限で欠けたところがないことを意味します。
千の手があるのは、いかなる苦をも抜くために無限の方法を持っておられることを示します。

千手観音菩薩様

生まれ年 子(ネ)年生まれの方を一生、お守りくださいます。
人はそれぞれ、生まれ年によって縁となったご本尊様が一生ずっと見守っておられます。
子の年は千手観音様の年なので、その年に生まれれば「私の守本尊様は千手観音様」ということになります。
星座 一白(イッパク)という星の場所(子の位置)に自分の星が巡る人を一年間、お守りくださいます。
私たちは毎年、引っ越しをするように魂の居所を変え、それによって毎年の運勢に違いが出ます。
厄払いを行うのは、その年の運勢のうち、厳しい部分を無事安全にクリアし、追い風の部分を障害なく受けられるよう、すなおに一年間ご縁となるみ仏へ祈るのです。
一白(子)の位置に巡ると、9年に一度の「本厄」に当たり、厄払いは千手観音様のお力をいただいて修法するのです。
方角 子の方位である北へ向かう方をお守りくださいます。
守本尊様は時間と空間をも守られ、北におられる千手観音様は、北へ向かうものごとを行う人をお守りくだるので、北方に引っ越したり、北方で新しい仕事を始めるたりする場合は千手観音様のお力をいただく修法を行います。
時刻 子の時間帯である午後11時から午前1時までをお守りくださいます。
この時間帯に何かをしようとする場合は、千手観音様のお力をいただく修法を行います。
真言 千手観音様とのご縁を深めるための真言は「おん ばざら たらま きりく」です。
何かのおりには、どうぞ、心を込めてお唱えください。
特に、腹や腰の不調時にはよく効き目が感じられ、きっとお救いいただけることでしょう。

考え方や因縁解脱などに関するご祈祷の本尊様にもなってくださるのですが、そうした面は秘伝なので記しません。

虚空蔵菩薩様 コクウゾウボサツサマ

「虚空」には、受容(受け入れること)、無辺(限りがないこと)、遍法界(真実世界に満ちていること)の意味があります。
また、「蔵」には、能蔵(蓄える力があること)、所蔵(蓄える場所であること)、能生(生む力があること)の意味があります。
だから、虚空蔵菩薩様は、無限の蔵から福徳と智慧の宝ものを私たちへお与えくださいます。

虚空蔵菩薩様

生まれ年 丑・寅(ウシ・トラ)年生まれの方を一生、お守りくださいます。
人はそれぞれ、生まれ年によって縁となったご本尊様が一生ずっと見守っておられます。
丑・寅の年は虚空蔵菩薩様の年なので、その年に生まれれば「私の守本尊様は虚空蔵菩薩様」ということになります
星座 八白(ハッパク)という星の場所(丑寅の位置)に自分の星が巡る人を一年間、お守りくださいます。
八白(丑寅)の位置に巡ると、9年に一度の運命が大きく変わる年に当たり、厄払いは虚空蔵菩薩様のお力をいただいて修法するのです。
方角 丑・寅の方位である北東へ向かう方をお守りくださいます。
北東におられる虚空蔵菩薩様は、北東へ向かうものごとを行う人をお守りくだるので、北東方向に引っ越したり、北東方向で新しい仕事を始めるたりする場合は虚空蔵菩薩様のお力をいただく修法を行います。
時刻 丑寅の時間帯である午前1時から午前5時までをお守りくださいます。
この時間帯に何かをしようとする場合は、虚空蔵菩薩様のお力をいただく修法を行います。
真言 虚空蔵菩薩様とのご縁を深めるための真言は「のうぼう あきゃしゃきゃらばや おん ありきゃ まり ぼり そわか」です。
何かのおりには、どうぞ、心を込めてお唱えください。
特に足の不調時にはよく効き目が感じられ、きっとお救いいただけることでしょう。

考え方や因縁解脱などに関するご祈祷のご本尊様にもなってくださるのですが、そうした面は秘伝なので記しません。

文殊菩薩様 モンジュボサツサマ

文殊様の智慧は「無碍(ムゲ)…何ものにも妨げられずにはたらくこと」であり、「弁才(ベンザイ…表現力に富んでいること)」です。

文殊菩薩様

生まれ年 卯(ウ)年生まれの方を一生、お守りくださいます。
人はそれぞれ、生まれ年によって縁となったご本尊様が一生ずっと見守っておられます。
卯の年は文殊菩薩様の年なので、その年に生まれれば「私の守本尊様は文殊菩薩様」ということになります。
星座 三碧(サンペキ)という星の場所(卯の位置)に自分の星が巡る人を一年間、お守りくださいます。
三碧(卯)の位置に巡ると、九年に一度の新しい縁がたくさん生じる年に当たり、厄払いは文殊菩薩様のお力をいただいて修法するのです。
方角 卯の方位である東へ向かう方をお守りくださいます。
東におられる文殊菩薩様は、東へ向かうものごとを行う人をお守りくだるので、東向に引っ越したり、東方で新しい仕事を始めるたりする場合は文殊 菩薩様のお力をいただく修法を行います。
時刻 卯の時間帯である午前5時から午前7時までをお守りくださいます。
この時間帯に何かをしようとする場合は、文殊菩薩様のお力をいただく修法を行います。
真言 文殊菩薩様とのご縁を深めるための真言は「のうぼう あらはしゃのう」です。
何かのおりには、どうぞ、心を込めてお唱えください。
特に胴体の不調時にはよく効き目を感じ、きっとお救いいただけることでしょう。

考え方や因縁解脱などに関するご祈祷のご本尊様にもなってくださるのですが、そうした面は秘伝なので記しません。

普賢菩薩様 フゲンボサツサマ

普賢菩薩様は清浄な菩提心(ボダイシン…悟りを求める心)を司り、その普くはたらく智慧により私たちを代表して大日如来様の説法を直接聴かれた りもします。
深いお慈悲におすがりし、延命菩薩様として祈る場合もあります。

普賢菩薩様

生まれ年 辰・巳(タツ・ミ)年生まれの方を一生、お守りくださいます。
人はそれぞれ、生まれ年によって縁となったご本尊様が一生ずっと見守っておられます。
辰・巳の年は普賢菩薩様の年なので、その年に生まれれば「私の守本尊様は普賢菩薩様」ということになります。
星座 四緑(シロク)という星の場所(辰巳の位置)に自分の星が巡る人を一年間、お守りくださいます。
四緑(辰巳)の位置に巡ると、九年に一度のたくさん果実を得られる年に当たり、厄払いは普賢菩薩様のお力をいただいて修法するのです。
方角 辰巳の方位である南東へ向かう方をお守りくださいます。
南東におられる普賢菩薩様は、南東へ向かうものごとを行う人をお守りくだるので、南東に引っ越したり、南東で新しい仕事を始めるたりする場合は普賢菩薩様のお力をいただく修法を行います。
時刻 辰巳の時間帯である午前7時から午前11時までをお守りくださいます。
この時間帯に何かをしようとする場合は、普賢菩薩様のお力をいただく修法を行います。
真言 普賢菩薩様とのご縁を深めるための真言は「おん さんまや さとばん」です。
何かのおりには、どうぞ、心を込めてお唱えください。
特に腕や手の不調時にはよく効き目を感じ、きっとお救いいただけることでしょう。

考え方や因縁解脱などに関するご祈祷のご本尊様にもなってくださるのですが、そうした面は秘伝なので記しません。

勢至菩薩様 セイシボサツサマ

勢至菩薩様は、慈悲の勢いを至らざるとことのないほど盛んにして、悟りと救いを求める私たちの心を励ましてくださいます。
その強大なお力は災いを息(ヤ)め、罪を滅ぼしてくださいます。

勢至菩薩様

生まれ年 午(ウマ)年生まれの方を一生、お守りくださいます。
人はそれぞれ、生まれ年によって縁となったご本尊様が一生ずっと見守っておられます。
午の年は勢至菩薩様の年なので、その年に生まれれば「私の守本尊様は勢至菩薩様」ということになります。
星座 九紫(キュウシ)という星の場所(午の位置)に自分の星が巡る人を一年間、お守りくださいます。
南(午)の位置に巡ると、九年に一度の〈結果が明らかになる年〉に当たり、旧悪の露呈もあり得るので前厄になります。
だから、前厄の厄払いを行う修法では勢至菩薩様がお導きくださるのです。
方角 午の方位である南へ向かう方をお守りくださいます。
南におられる勢至菩薩様は、南へ向かうものごとを行う人をお守りくだるので、南に引っ越したり、南方で新しい仕事を始めるたりする場合は勢至菩薩様のお力をいただく修法を行います
時刻 午の時間帯である午前11時から午後2時までをお守りくださいます。
この時間帯に何かをしようとする場合は、勢至菩薩様のお力をいただく修法を行います。
真言 勢至菩薩様とのご縁を深めるための真言は「おん さんざんざん さく そわか」です。
何かのおりには、どうぞ、心を込めてお唱えください。
特に頭部の不調時にはよく効き目を感じ、きっとお救いいただけることでしょう。

 

考え方や因縁解脱などに関するご祈祷のご本尊様にもなってくださるのですが、そうした面は秘伝なので記しません。

大日如来様 ダイニチニョライサマ

大日如来様は、心の暗を除き遍く照らし、救いの大仕事を成し遂げ、しかもその光は滅することがない永遠の太陽といったみ仏方の根源であり、中心のみ仏です。
この徳をまとめた言葉が遍照金剛(ヘンジョウコンゴウ)であり、それは大日如来様を形容すると同時に、お大師様をも意味しています。
だから、四国八十八か所をお詣りする善男善女は「南無大師遍照金剛(ナムダイシヘンジョウコンゴウ)」とお唱えします。

大日如来様

生まれ年 未・申(ヒツジ・サル)年生まれの方を一生、お守りくださいます。
人はそれぞれ、生まれ年によって縁となったご本尊様が一生ずっと見守っておられます。
未・申の年は大日如来様の年なので、その年に生まれれば「私の守本尊様は大日如来様」ということになります。
星座 二黒という星の場所(未申の位置)に自分の星が巡る人を一年間、お守りくださいます。
南西(未申)の位置に巡ると、九年に一度の〈のんびりした年〉に当たり、ものごとが停滞しがちなので後厄になります。
だから、後厄の厄払いを行う修法では大日如来様がお導きくださるのです。
方角 未申の方位である南西へ向かう方をお守りくださいます。
南西におられる大日如来様は、南西へ向かうものごとを行う人をお守りくだるので、南西に引っ越したり、南西で新しい仕事を始めるたりする場合は大日如来様のお力をいただく修法を行います。
時刻 未申の時間帯である午後1時から午後5時までをお守りくださいます。
この時間帯に何かをしようとする場合は、大日如来様のお力をいただく修法を行います。
真言 大日如来様とのご縁を深めるための真言は「のうまく さんまんだ ぼだなん あびらうんけん」です。
何かのおりには、どうぞ、心を込めてお唱えください。
特に手や腕の不調時にはよく効き目を感じ、きっとお救いいただけることでしょう。

考え方や因縁解脱などに関するご祈祷のご本尊様にもなってくださるのですが、そうした面は秘伝なので記しません。

不動明王様 フドウミョウオウサマ

不動明王様は、堅固で不動の菩提心を持ち、大日如来様の使者として私たちのそばへ来られ、奴隷の姿でお救いくださいます。
智慧の火はあらゆる煩悩を焼き尽くし、剣は迷いを断ち切ってくださいます。

不動明王様

生まれ年 酉(トリ)年生まれの方を一生、お守りくださいます。
人はそれぞれ、生まれ年によって縁となったご本尊様が一生ずっと見守っておられます。
酉の年は不動明王様の年なので、その年に生まれれば「私の守本尊様は不動明王様」ということになります。
星座 七赤という星の場所(酉の位置)に自分の星が巡る人を一年間、お守りくださいます。
西(酉)の位置に巡ると、九年に一度の〈楽しいことも失敗もある年〉に当たり、厄払いをします。
だから、この年回りの方の厄払いを行う修法では不動明王様がお導きくださるのです。
方角 酉の方位である西へ向かう方をお守りくださいます。
西におられる不動明王様は、西へ向かうものごとを行う人をお守りくだるので、西に引っ越したり、西で新しい仕事を始めるたりする場合は不動明王様のお力をいただく修法を行います。
時刻 酉の時間帯である午後5時から午後7時までをお守りくださいます。
この時間帯に何かをしようとする場合は、不動明王様のお力をいただく修法を行います。
真言 不動明王様とのご縁を深めるための真言は「のうまく さんまんだ ばざらだん かん」です。
何かのおりには、どうぞ、心を込めてお唱えください。
特に胴体の不調時にはよく効き目を感じ、きっとお救いいただけることでしょう。

考え方や因縁解脱などに関するご祈祷のご本尊様にもなってくださるのですが、そうした面は秘伝なので記しません。

阿弥陀如来薩様 アミダニョライサマ

阿弥陀如来様は、往生・滅罪を司り、私たちの罪業を滅し、極楽へと導いてくださいます。
大日如来のような慈光あふれる安心世界で待っておられます。

阿弥陀如来薩様

生まれ年 戌・亥(イヌイ)年生まれの方を一生、お守りくださいます。
人はそれぞれ、生まれ年によって縁となったご本尊様が一生ずっと見守っておられます。
戌・亥の年は大日如来様の年なので、その年に生まれれば「私の守本尊様は阿弥陀如来様」ということになります。
星座 六白という星の場所(戌亥の位置)に自分の星が巡る人を一年間、お守りくださいます。
北西(戌亥)の位置に巡ると、九年に一度の〈虚実こもごもに忙しい年〉に当たり、事故の危険性も高まるので、厄払いをします。 だから、この年回りの方の厄払いを行う修法では阿弥陀如来様がお導きくださるのです。
方角 戌亥の方位である北西へ向かう方をお守りくださいます。
北西におられる阿弥陀如来様は、北西へ向かうものごとを行う人をお守りくだるので、北西に引っ越したり、北西で新しい仕事を始めるたりする場合は阿弥陀如来様のお力をいただく修法を行います。法を行います。
時刻 戌亥の時間帯である午後7時から午後11時までをお守りくださいます。
この時間帯に何かをしようとする場合は、阿弥陀如来様のお力をいただく修法を行います。
真言 阿弥陀如来様とのご縁を深めるための真言は「おん あみりたていせい から うん」です。
何かのおりには、どうぞ、心を込めてお唱えください。
特に脚の不調時にはよく効き目を感じ、きっとお救いいただけることでしょう。

考え方や因縁解脱などに関するご祈祷のご本尊様にもなってくださるのですが、そうした面は秘伝なので記しません。

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