安骨供養(遺骨預かり)

当山では、以前から1年間1万円でお預かりしていますが、だんだんに長くなる方が増え、もはや〈一時預かり〉の域を超えつつあります。
こうした状況から、当山では認識を新たにし、墓地へ納めるのと同じく「安骨供養(遺骨預かり)」を一つの弔い方として長期お預かりのための『法楽堂』を造っています。

皆さんが遺骨を預ける理由は、お墓を建てる資金的余裕がないこと、遺骨を守って行く最終責任者が決まらないこと、転勤などで菩提寺を決められないこと、納め方について関係者の意見がまとまらないこと、などが挙げられます。
そうした場合に寺院へ遺骨を預けるのは自然な行為ですが、いつまでもそのままにしておくと、トラブルが発生する場合もあります。
寺院から「早くお墓を建てなさい、早く行く先を決めなさいとせかされる」、「供養をしなさい、お布施を納めなさいと請求される」など。
あるいは、寺院からすれば「遺骨を預かった人が音信不通になる」、「管理供養しているのにお布施がいただけない」など。
寺院の都合を押しつけるのはいけませんが、みなさんにも、預けられていようと、お墓に眠っていようと、ご守護の場であればこそ御霊が安心しておられるということを忘れないようにしていただきたいと願っています。

当山では、何宗何派の家におられた方であろうと、等しく供養しています。
また、真言宗への改宗を求めもしません。
ご縁に応じ、み仏のご加護のもとで安心していただけるよう努めています。

供養の「供」は「供える」であり、自分で供えられるものをまごころから供え、お守り下さるみ仏へ感謝し御霊の安心を祈ります。
供養の「養」は「養う」であり、供養という善行は、これまでの善行による善根(ゼンコン)を養う力となり、幸運や心願成就などの善き結果をもたらします。
善根とは、善い木を育て、やがては善い果実をつけさせる〈種〉であり〈根〉であり〈土台〉です。

遺骨を預けるのは、モノをロッカーへしまうのとはわけが異なります。
不安定な日常生活の場でなく、み仏のご加護の場へ御霊の依り代となる遺骨を安置し、安心していただくところに意義があります。
どうぞ、こうした真実をご理解の上、お連れください。そして、供養の心を忘れないで下さい。
責任をもってお預かり、ご供養します。合掌


ただ、漠然とお預かりするだけでなく、お預かりしながら年期供養をしっかり行う安心のパターンを考えました。

1 預ける期間は基本的に1年とし、1年後までに、いくつかの選択肢からその後を決める。

  • 当山の墓地『法楽の苑』へお墓を建てて埋骨する。
  • 当山の共同墓『法楽の礎』へ埋骨する。
  • どこかに墓地を建てるなどして、遺骨を引きあげる。
  • 再契約して、預かり期間を延長する。

2 年忌供養の目標を決めて一定期間預け、その後、共同墓へ納骨する。

  • 三回忌まで預ける
    • 三回忌は、阿弥陀如来のご守護の時期に入り、完全な安心世界で憩います。日の沈む方位である西方浄土におられるみ仏がお導きくださるのです。
  • 七回忌まで預ける
    • 七回忌は、阿?(アシュク)如来のご守護の時期に入り、転生の動きが始まります。
    • 日の昇る方位である東方浄土におられるみ仏がお導きくださるのです。
  • 十三回忌まで預ける
    • 十三回忌は、大日如来のご守護の時期に入り、世界が照らされます。
    • 光のみ仏が転生する御霊の行く手を照らします。
  • 三十三回忌まで預ける
    • 三十三回忌は、虚空蔵菩薩のご守護の時期に入り、徳という宝ものをいただき新たな生を得る縁を待ちます。
    • 宝ものを生み出すみ仏が人間として転生するための福徳を授けます。

最終的に納まる共同墓は、戒名などを碑盤へ明記してお詣りされる方々にわかりやすくする『法楽の礎』と、そうした形を一切残さない『五輪之塔』があり、選択できます。
もちろん、共同墓へ納めた後も、三十三回忌であれ五十回忌であれ、年忌供養はご希望どおりできます。
自分の亡き後を想像した場合、子孫は別として、友人や兄弟などが会いに来てくれる期間を考えると、こうした形も必要なのではないでしょうか。

いかなる状況におられる方もどうぞご遠慮なくご相談ください。

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