当山は托鉢行によって開基しました。弘法大師の法統を嗣いだ密教寺院であり組織に属さない単立の宗教法人です。「法灯に因り、法友と共に、法楽に住せん」との姿勢で公器たる寺院を興した目的は、み仏の教えと法の力により「この世の幸せとあの世の安心」を万人へもたらす場を創ることです。仏法は今を生きる私たちを導き救うことが第一の役割であり、その先に、死がもたらすあの世についての安心と、先に逝かれた方々への正しい供養が待っています。目的を実現するための手段についての大方針は、「すべてをみ仏へ委ね、真の布施のみで歩む」ことです。一軒づつお訪ねする托鉢行で最も心を痛めたのは、各種工事や葬儀や戒名などについて寺院の定めた金額を「請求される」方々の辛さや苦しみや疑問や怒りを表す声でした。布施という行為は菩薩(ボサツ)として生きるための行(ギョウ)であり、差し出す側も、受ける側も、受け渡される金品や労力や修される法も、一切のこだわりや苦や悪を離れ清浄でなければなりません。み仏に一切を委ねた寺院は、こうした真の布施以外のものを得ようとしてはならないのです。お互いがお互いを仏性ある存在として尊ぶ「相互礼拝」、そしてお互いのためになろうとする「相互供養」が実践される清浄なる場でありたい、心を向ける皆さんに、み仏の世界から豊かで清浄なる何かを得ていただける場でありたいと願っています。
寺院へ納められるものは、お金であれ、ものであれ、労力であれ、すべてがみ仏へいただくお布施です。三つのものが清らかでなければ、真のお布施ではありません。まず、納める方の心です。み仏を信じ、まごころから納めてくだされば良いのです。そして、納められるものです。盗んだものや嫌々ながらの奉仕活動では尊いみ仏にふさわしくありません。そして、寺院へ納められたお布施にいのちを託す僧侶の心です。高額な請求をしたり、お布施を用いて趣味や遊興にうつつを抜かすなどということは許されません。寺院を支えてくださる方々の財施(ザイセ)と、僧侶の行う法施(ホウセ)は、み仏のおわす場を造り守るための平等なる行です。この行を初めとして、持戒・忍辱(ニンニク)・精進・禅定(ゼンジョウ)・智慧の六波羅密(ロッパラミツ)を学び、実践し、悪業を清めて善業を積み、共に幸せになり、共により良き世の中を創ろうではありませんか。

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| 昭和21年 | 宮城県角田市生まれ | |
| 昭和23年 | 仙台へ移住 | |
| 昭和40年 | 仙台二高卒業 | |
| 昭和44年 | 早稲田大学第一政経学部中退 | |
| 平成2年 | 11月23日 | 出家得度 |
| 平成6年 | 1月28日 | 仙台市青葉区小松島新堤にて大師山法楽寺開基 |
| 平成7年 | 6月16日 | 旭ヶ丘青年文化センターにて隠形流居合道場開始 |
| 平成8年 | 8月28日 | 宗教法人大師山法楽寺認証 |
| 平成9年 | 9月28日 | 『托鉢日記』出版 |
| 平成9年 | 12月17日 | 宗教法人大師山法楽寺宮床へ移転登記完了 |
| 平成11年 | 8月28日 | 『托鉢日記第二集』出版 寺子屋建立運動開始 |
| 平成12年 | 1月8日 | 仙台市旭ヶ丘青年文化センターにて読経・剣・童謡の「春風コンサート」開催 |
| 平成12年 | 3月30日 | 大和町まほろばホールにて大和町婦人部と公民館共催の「春風コンサート」開催 |
| 平成14年 | 5月7日 | 墓地「法楽の苑」運営開始 |
| 平成18年 | 11月22日 | 『み仏は あなたのそばに』出版 |
| 平成19年 | 6月15日 | 『み仏は あなたのそばに』改訂第二版出版 |
| 平成19年 | 8月28日 | 「守本尊道場」建立の願をかけて真言百万返の行を開始 |
宮床開運守本尊 大師山法楽寺
〒981-3624 宮城県黒川郡大和町宮床字下小路45-1
法楽の苑(一般墓地)
〒981-3624 宮城県黒川郡大和町宮床字兎野1番地内
宮城交通富谷バス停(すぐそばにタクシー会社有)より車で約5分
地下鉄泉中央駅より車で約18分
世間のできごとはすべて自分にとっての何ごとかであり、「他人ごと」は何一つありません。そうした行者の眼に映ったできごとや、ご縁の方々と共に学び、共に困難と闘った体験などを記せば、きっとどこかのどなたかの役に立つ場合があるに違いないと思い寺子屋建立を考えました。
菩薩とは、出家修行者だけではなく、「自他のためにみ仏の教えを学び、実践し、仏法僧を大切にする」すべての人々です。人生相談・ご祈祷・ご加持・ご供養、そして寺子屋などをもしっかりと行える施設はどうしても必要であり、この計画となりました。
当山の思いに共感して下さる方はぜひご寄進をお寄せ下さい。
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